1学期中間テストの最初の「山場」にさしかっています。
火曜日に平山中の中間テストがあり、今日は七生中の中間テストでした。
明日は四中の中間テストです。
平山中は、例年、ゴールデンウィークが明けた直後にテストがあります。
ゴールデンウィークに、生徒たちの気を引き締めるためなのかもしれません。
新学年のカリキュラムはほとんど進んでいないので、多くの教科で、全学年で学習した内容が試験範囲に含まれていました。
決して狭い試験範囲のテストではなかったので、大変だったようです。
七生中は、ちょっと個性的な問題が出される教科があるので、少し心配していましたが、杞憂でした。
問題量が多いテストがいくつかあったようで、その対応が今後の課題でしょうか。
四中は、本年度から中間考査が行われることになりました。
そのために、運動会(泰花祭)のプログラムが少し変更になってしまったそうです。
今までこの時期に「テスト勉強」をしていなかったので、ちょっと生活のリズムが大変そうでした。明日頑張り抜いたら、少しゆっくりしてください。
ゴールデンウィークに何をしていたのかと聞かれて、寝ていたとか、ダイエットをしていたなどと答えていたのですが、実は、少しばかり手間をかけて、国語の「定期テスト過去問集」を作っていました。
今回は、とりあえず日野市で使われている光村図書の教科書に準拠した「定期テスト過去問集」です。
2年生は『アイスプラネット』と『枕草子』、3年生は『握手』を編集しました。
それぞれの中学の問題を比べてみると、なかなか興味深いことがわかってきます。
たとえば、『枕草子』では、7校の問題を収録しましたが、7校のうち5校が、
春は「 」。 →「 」に入る言葉を答えなさい(→「あけぼの」)
という問題を出しています。
また、7校のうちやはり5校が、「知識の問題」を出しています。
作品名→枕草子
作者→清少納言
時代→平安時代
ジャンル→随筆
文学性→「をかし」
まあ、つまり、学校の先生の「出題ポイント」というのは、本来それほど違わないといえるわけです。
「定期テスト過去問集」に何度も出てくる問題は、出題される可能性が高い問題です。
『握手』は、テストによって、意外と「問題に使用される部分」が分散しているので、それほど出題内容が重複していません。
また、中3が対象ということもあって、「凝った問題」が目につきます。
出題される可能性が高くなりそうなのは、下記の部分でしょうか。
・「この世のいとまごい」
・「お別れの儀式」
・「ルロイのこの言葉を忘れないでください。」
・「わたしは右の親指を立て、それからルロイ修道士の手をとって、しっかりと握った。」
・「わたしは知らぬ間に、両手の人差し指を交差させ、せわしく打ち付けていた。」
あと、作者名を聞く問題(井上ひさし)も、いくつかありました。
3年前の四中の期末テストでは、ちょっと独特の問題が出されています。
・「日野四中の十戒」を作るとしたら?
・あなたがルロイ修道士だとしたら、天使園に来た「わたし」に何と声をかける?
今回は、どんな問題が出されるのでしょうか。
中3の定期テストでは、記述や作文が「どっさり」と出題されることがあるので、心して挑んでください。
健闘を祈ります。
(テストが終了した人は、「問題」を持ってくるようにお願いします。)
(ivy 松村)