私立高校の推薦入試がはじまります。
面接や作文等が課せられる受験生は、面接、作文に力を入れて準備してきました。
また、英数国の試験に挑む受験生は、「最初の本番」を迎えます。
今日は、英語の演習の授業で、「適語補充」と「整序英作」の特訓プリントをおこないました。
「推薦入試」の直前、月並みに授業をこなすのであれば、サクサク解ける問題でお茶を濁すのですが、「それなり」のものを用意しました。
暗記しておかなければならない連語や、体に染み込ませてあるはずのパターンの構文など「とらなければならない問題」を落としまくっていました。
まあ、ボロボロでしたね。
「やばい」わけですが、それでもまだ、どうなるか、わからないのが、「最近の入試」です。
授業でも、ず~と言っていますが、「最近の入試」は、「パターン」や「知識」を使って正解を見つけるような問題が減少しています。
「意味」(内容、文脈、関連性、イメージ)と「形」(構文、語形、配置、構成)を手がかりにして、答えを導き出すのです。
「今」の時点で「装備」が不足していることは否めません。
しかし、勝敗を決する「決め手」となるのは、「装備」の多寡ではありません。
必要なものは、「意志」と、「分析」と、「粘り強い思考」、そして、その3つが作用することでもたらされる、ほんの少しの「ひらめき」です。
やり残したことがあっても構いません。さらに、勉強を続けるつもりで。
まだまだ「先」のある戦いです。まずは、力試しに。
しかし、同時に、勇気をもってぶつかっていこう。
・試験問題の全体の「量」と「構成」の把握を怠らないこと。
・「おさえる問題」、「捨てる問題」、「勝負の問題」、想定しながら答えを考えること。
・時間配分と「解く順番」を意識すること。
・ラインや記号、メモ等を駆使して、視覚的に情報を整理したり比較したりすること。
・あきらめないこと。
(ivy 松村)