昨日は英検の二次試験の日でした。
うまく答えらなかった質問があって、悔しそうにしていた生徒もいましたが、かなり手ごたえを感じている生徒が多いようです。
英検の二次試験に向けて、受検者は、毎日一度は面接の練習をしました。
一人あたり8~10回の面接練習を行ったことになります。
受検をした生徒に、どんな人が面接官だったかを聞いたのですが、かなり「バラつき」があるように感じました。
英語の発音も、ほとんどネイティブに近い英語を話すという人もいれば、そうではない人もいらっしゃるようです。
とにかく、おつかれさまでした。
あとは、よい結果を期待しましょう。
今日は、中2の生徒にこれから期末試験までの「勉強の予定」を立ててもらいました。
「勉強の予定」の立て方を知らない生徒が多かったので、一人ひとりにアドバイスをしました。
たとえば、明日塾に来て勉強をしようと思っているが、部活の終わる時間がわからない、というとき。
いつもは5時半に終わるけれども、大会が近いので練習時間が伸びて6時になるかも知れない、という状況だとしましょう。
家に帰って、お風呂に入ってご飯を食べてから塾に行くので、6時まで部活が伸びたら、塾に行けるのが7時半になってしまいます。
その場合に、明日の予定を「7時半から塾で勉強」とするべきではありません。
まして、「来られる時間に来る」というような、あいまいな「予定」は絶対に立てるべきではありません。
試験前の一週間は、なるべくたくさん勉強のために時間を使わなければならないはずです。
そのために、普段よりもあわただしく過ごさなければならないということも考えなければなりません。
期末テストに向けて一分でも勉強時間を確保しなければいけない人は、そういう状況のときに、「最低限のことだけ」をやろうとしてはいけないのです。
もし、「部活があるから」勉強時間が取れない、という「言い訳」を躊躇なく口にするのであれば、今後部活を続けるかどうかを、真剣に考えたほうがいいかもしれません。
部活のせいで勉強がおろそかになるのなら、部活をやめるべきでしょう。
本来、部活をやりながら勉強に全力で取り組むという「覚悟」がない人は、部活に入るべきではありません。
通常の部活が5時半に終わるはずなのであれば、「定期試験前」は6時半には塾に来られるように行動するべきだと思います。
部活が終わったら、一秒でも早く家に帰る、とにかく急いで支度をして、少しでも早く勉強に取り掛かれるようにてきぱきと行動するべきです。
普段であれば、友達と一緒に話などをしながら帰宅し、家で一息してからゆっくりお風呂に入って、テレビを見ながら夕食を取って、時間が来たら塾に行くのもいいと思います。
でも、「定期試験前」は、生活の中心を勉強に切り替えるべきなのではないでしょうか。
「勉強の予定」を立てるときには、「必要な時間」を定めて、それを一日の中のどこで確保するのか、を決めなければなりません。
「自分」に合わせて予定を決めるのではなく、「予定」を先に決めて、それに合わせて動くのです。
そのために、普段の生活のピッチを速めたり、何かをする時間を削ったりしなければならないということも出てきます。
「予定」を立てる段階で、「それ」を意識しておかなければならないのです。
永遠にそうしろ、と言っているのではありません。
少なくとも、この1週間は、密度の濃い過ごし方をするべきだといっています。
6時に塾に来るという意思を持ちます。
そう決めたら、行動も決まります。
部活が延長しそうな雰囲気のときには、あらかじめ部活の顧問の先生やメンバーに今日は5時半に帰りたいということを伝えるでしょう。
いつも一緒に帰っている友人や、お家の人にも伝えるでしょう。
時間を意識しながら行動するようになるでしょうし、必要な準備もしておこうと考えるでしょう。
もちろん、予定通りに行かないということはあり得ます。
しかし、それは「結果」なのであって、最初から必ず守れる「予定」だけを立てれば十分というわけではないのです。
予定通りの行動を貫徹することだけが大切なのではありません。
「予定」を立てることで、自分の行動に意味を持たせ、それによって、より有効に勉強を進めていくことも大切です。
予定がずれてしまったときには、その後の予定を調整し直せばいいのです。
中2の生徒一人ひとりと、中間テストおよび1学期の期末テストの点数と、期末テストの目標点との「開き」を確認したうえで、その差異をどうやってうめるのか、を話し合いました。
時間はいくらあっても足りない、ということがわかったと思います。
全員が、少しでも多くの勉強時間を確保しなければならない状況です。
一日を、いつもの通りに過ごして、空いた時間だけを勉強に費やせばいい、というような、恵まれた「貯金」を持った人は一人もいません。
せめて、この一週間は、根をつめて勉強してほしいと思います。
私たちも、せいいっぱいみなさんをサポートします。
がんばっていきましょう。
(ivy 松村)