新しいパンフレットが完成に近づいてきました。
インタビューなどに協力してくださった在塾生・卒業生のみなさんとご家庭に、「サンプル」をご確認いただいております。
ご面倒をおかけして恐縮ですが、誤記や、訂正のご要望などがございましたら、校舎まで仰せ付けくださいますよう、お願い申し上げます。
さて、パンフレットの件で、何人かの卒業生のご家庭に連絡をさせていただいた際に、近況などを伺わせていただきました。
みなさん、大変ながらも充実した高校生活を送っているそうですね。
期末試験を終えた人は、少しゆっくり過ごしているところだと思います。
塾の方でも、試験期間中、毎日勉強をしに来ていた高校生たちが減り、少し寂しい気分ですが、小6、中3は、いよいよ入試に向けて、スパートをかけていく時期になってきました。
校舎にも、刻々と緊張感が漂ってきました。
昨日は、「入試特訓」の第一回目でした。
中学生の「入試特訓」は、今年度は「全5回」と、例年に比べて少なめですが、それは、普段の授業で十分な演習量を確保できているために、余裕をもってスケジュールを組んでいるからです。
これまでは、「入試特訓」の日程と、期末テストや公開模試、学校説明会などが重なってしまって、かなり無理をして参加していた生徒もいました。
今年は、早期に進学先が内定した生徒が多かったので、通常の授業で行う入試問題演習を効率的に行うことができています。
たとえば、国語は、すでに都立高校の「共通問題」だけで10回ほど演習を行っています。
「都立共通問題」のコースは、「入試特訓」で5回、冬期講習で毎日8回の演習を行うので、両方に参加する生徒は、さらに13回分の演習をする機会を得られます。
都立高校の入試までに、30回分ほどの演習を行うことができると思います。
と、「このようなこと」を書くと、「そんなにやる必要がるのか」という「疑問」を持つ人がいるのだろうと思います。
なかには、いろいろな理由をこじつけて、そんなにやっても効果はない、という批判めいたことをいいたくなる人もいるかもしれません。
しかし、現実に、「都立共通問題」は、たくさん解くことがもっとも有効な対策となります。都立の問題を熟知している人は、同様の考えを持つと思います。
まあ、勉強のやり方や指導の方法はさまざまあるので、何が「正解」なのかということを、確定的に述べることはできないわけですが、あえて個人的な「考え」をいうのであれば、「なるべくたくさん受験勉強をする」ということを否定するというのは、なんというか、残念というか、あまり合理的ではない思考です。
そういえば、パンフレットのインタビューに答えてくれた卒業生が、印象的なことを言っていました。
「定期試験の勉強をするのがフツーになってた。」
何が「フツー」なのかは「その人」によって違うわけですが、少なくとも、その生徒にとっては、今や試験に向けて勉強するのが「フツー」なわけです。
「高校で、周りの生徒が、定期試験が近づいてきても全然勉強してなくてビビる。」
「周りの生徒は、勉強しはじめても、15分ぐらいで集中が切れてボーとしていて、やばいと思う。」
・・・「昔の自分」を見るようで、いろいろと、思うところがあるようです。
(ivy 松村)